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7月17日

web拍手返信

>小春ちゃんではありませんが、衝撃のオープニングでした!最後まで読んであんしん!


読んでくださってありがとうございます~!!
あの冒頭の麻由美さんの台詞にはずいぶん悩みましたので、
そう云っていただけると嬉しいです~( ´▽`)
結局、僕個人的に、
「百合漫画において、キャラクターが云うとショックをうける台詞」
ランキング第一位の言葉を選びまして、
麻由美さんに云ってもらうことにしました。
ちなみに第二位は、「今更もう遅いよ……」です。
何が遅いの!? えっ、まさか、えっ!? ってなるからです。

以下、「私と彼女のお泊まり映画」と、
あと「じけんじゃけん!」のあとがきです。





「私と彼女のお泊まり映画」3、4、5話目あとがき


毎週、あとがきを書くのもなんなので、一ヶ月分をまとめてみました。

3話目の映画は「呪怨 劇場版」でした。
1、2話目よりも先にネームを描いた覚えがあります。
結果的に「この話のような漫画にしよう」という本作全体の指標になった話で、
本作ではふたりの雰囲気を大切にするため、
コマを大きくとったり、間をとったり、会話のテンポに気をつけたりなんだりしています。
他で連載させてもらっている「じけんじゃけん!」とノリが違いすぎて、
「じけんじゃけん!」を描き終えたあとは
「『私と彼女のお泊まり映画』みたいな漫画、もう描ける気がしない」と絶望し、
「私と彼女のお泊まり映画」を描き終えたあとは、
「『じけんじゃけん!』みたいな漫画、もう描ける気がしない」と絶望しています。
それでもなんとかやってきているのですから、なんとかなるものですね。

4話目は「プリティ・ウーマン」でした。
恥ずかしながら、「プリティ・ウーマン」を見たのはごく最近なのですが、
とても面白かったです。
なんとなく全編にわたって三谷幸喜監督の気配を感じました。
「こういう面白い映画をたくさん見ていて、その集合体として、
 『三谷幸喜』という人物ができあがっているのかなあ」
的な、感じを、ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、感じました。
売春婦ビビアンから「有頂天ホテル」のコールガールを連想したのはもちろんですが、
むしろ親切なホテルマンから、より強く三谷幸喜監督の気配を感じたのでした。

5話目は「グランド・イリュージョン」でした。
昔から「VS感」が好きです。
三谷幸喜つながりでいえば「古畑任三郎」の「VS中森明菜!」感とか、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の「VSデイヴィ・ジョーンズ!」感とか、
主人公はもちろん、敵にこそ魅力が詰まっている感じが好きです。
それでいうと、「グランド・イリュージョン」は、
ジェシー・アイゼンバーグVSモーガン・フリーマン! で、
敵役にモーガン・フリーマンを配役するところが、
すごくカッコよくてわくわくします。
麻由美さんも僕ほどの熱意ではないにしろ、同じような感想をいだいていましたね。
ちなみに麻由美さんの好みは僕の好みと少し重なっている部分がありますが、
彼女は僕よりも男らしい映画が好きで、
好みじゃない映画にたいしてちょっと辛いところがあります。

本来、短期連載のはずでしたが、
読んでくださった方々のおかげで連載へと昇格いたしました!
本当にありがとうございます!!
連載化にあたり準備のため、6話目の更新は一ヶ月後、
8月19日(第3金曜日)を予定しており、少し間が空いてしまうのですが、
これからも小春と麻由美のふたりを見守ってくださると嬉しいですm(_ _)m
なにとぞよろしくお願いします!( ´▽`)


「じけんじゃけん!」13、14話目あとがき


13話目は「フーダニット」の話でした。
「フーダニット」とは、犯人当てに焦点をあてたミステリのことです。
今回は皆で机を囲んで「苺大福を食べた犯人は誰か」を話し合う話でしたが、
アイリスが登場し人数が増え、ようやく今回のような話ができて嬉しいです!
というのも、本作「じけんじゃけん!」を企画したさい、
この話と、2話目「密室」の話での先輩の奇行、
このふたつをイメージして作ったからです。
「じけんじゃけん!」は「私と彼女のお泊まり映画」とは違い、
雰囲気よりも、ネタや先輩のヘンテコぐあいのほうに重点を置いています。
コマ割や台詞のテンポも全然違っておりまして、
この構造の乖離が頭の切り替えを難しくし、
結果、僕の体調不良へとつながっていくのですが、
少しでも面白い! と思っていただけたなら、報われます(>_<)

14話目は「クローズド・サークル」の話でした。
「クローズド・サークル」とは、閉鎖された空間のことです。
ミステリではよく、絶海の孤島や嵐の山荘などが登場しますが、それらのことです。
「部屋割りの図」を気に入っております。
本格ミステリでは「部屋割りの図」は重要だったりするので、
そこにしおりをはさみ、いつでも見返しに行けるようにしたい派です。
実際、「部屋割りの図」から犯人をあてたことがあります(* ̄ー ̄)得意げ

次回は8月5日発売のヤングアニマル嵐さんにて、15、16話目が掲載されます。
15話目、ミステリにおけるBLブームの話、
16話目、幽霊騒動の話です。
次回の先輩も、どうぞよろしくお願いします~!( ´▽`)
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