ちなみに妹が天才というのは、マイクロフト・ホームズのイメージです。
マイクロフトはホームズの兄ですが、
有能な主人公よりもその兄弟のほうがより有能という意味で、
野薔薇を創造する際、何かそんな感じになればなあ、と思いました。
ことホームズに関しても、たまにホームズに勝るキャラクターが登場して来て、
そういうキャラクターは後年でも強い人気を誇ります。
さて、この話で2巻収録ぶんの話数が溜まりましたので、
また単行本について色々とお知らせをするようになるかと思います。
今まさに単行本作業中でして、楽しんでもらえるよう頑張っていますので、
そのときはまたよろしくお願いします~!!(>_<)
「私と彼女のお泊まり映画」17、18話目あとがき
読んでくださったかたはありがとうございます~!(>_<)
17話目の映画は「ブリジット・ジョーンズの日記」でした。
この話の冒頭の麻由美の電話に関して、
大学時代にバンド活動をしていたという人から話を聞き、
少しでもリアルな会話になるよう心がけました。
その人は知り合いの知り合いなのですが、感謝しています。
僕はそういった外向的な活動とはほぼほぼ無縁だったものですから、
とてもありがたいです。
お礼におかきを送りました。
18話目の映画は「世界の中心で、愛をさけぶ」でした。
個人的にはいつもと違うアプローチの話になったのでお気に入りです。
この話に登場する男キャラに関しては、
仕様上、あんまり感じの良い人にはできませんでしたが、
ただでさえ百合漫画において、
百合カップルの間に割って入る男キャラは嫌われますし、
ただただ嫌な奴にならないようにと思いました。
まるで作者のメッセージを強く押し出したいがために
都合の悪い存在を過剰に悪く描くような、
そんな歪な世界観を持つ作品になると、とても嫌だと思ったのです。
それでどうしたかと云うと、彼を僕にしました。
彼は僕です。
と云っても、彼が主張する内容に関しては、僕自身はそのようには思っていません。
邦画はとても好きです。
ただ、自分の中の直さなければと思うところを、気持ち過剰に描いた感じでしょうか。
髪型や服装は学生時代の僕、そのままです。あんなにイケメンではありませんが。
……他にもモデルにした人はいるのですが、
その人はきっと自分がそんな感じになっているなんて思っていないでしょう(闇)。
次回更新は5月12日更新です。
いつものように一緒に映画を見るふたりですが、
麻由美の心中はあまり穏やかじゃないようで……、という話です。
次回のふたりもよろしくお願いします~~!(>_<)