今年もまた、気が付けば3月9日が過ぎていました。
6日も過ぎていました。
3月9日と云えば何の日かご存知でしょうか、そうです初音ミクの日ですね。
初音ミクの日でしかありえませんね。
もしくは、瞳を閉じればあなたがまぶたの裏にいる日ですね。
「ミ(3)ク(9)」で、初音ミクの日なのだそうです。
以前、
初音ミクの漫画を、初音ミクの誕生日(発売日)記念に合わせて書いた事がありますが、
初音ミクの日に合わせてもう一度、書きたいなあと思いながら、
また知らない間に過ぎていました。
そうです、今、僕は、3月9日の事を15日に書いていますよ。
初音ミクとは、音声合成ソフトの名前です。
メロディと歌詞を入力することで、合成音声が歌をうたうと云うソフトらしいです。
幼い頃、
五十音が書かれたシート状の玩具を買って貰った覚えがあって、
「あ」と云う文字を押すと、スピーカーから「あ」と云う女性の声が出たのですが、
それのもっとすごいバージョンが初音ミクと云う事でいいですね?
ちなみに、その玩具に、
とにかく弟の悪口を云わせていたのは今回の話に関係のない事です。
作詞作曲をしてみたい、しかし、歌は得意ではないし機材をそろえるのも大変だ、
と云う人達にとって、
初音ミクは画期的だったようで、
初音ミクを「うたわせた」たくさんの楽曲が、
動画共有サイトにアップロードされる事になります。
初音ミクの面白いところは、
本来、いちソフトでしかないはずの「初音ミク」を、
あたかも現実に存在するアイドルのように扱っている点だと思います。
皆が皆、彼女が存在する為に振る舞い、努力をして、
今やカラオケでは実在する歌手と同様に、
「初音ミク」と云う歌手名の項目があるのですよ。
こうして独り歩きをして形作られていく様は、何だか、笑い男みたいでわくわくしませんか。
これって、あれですよね。
こう云うのをスタンドアローンコンプレックスと云うのですよね。
ところで、確かにARISEはS.A.C.に親しみがある人間にとっては違和感がありますが、
そもそもS.A.C.の方が原作から離れているわけですから、
「違う」と云う理由で残念がってはいけないと思います。
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