忍者ブログ

blog1

http://yasudadou.futene.net/

8月28日

ところで、先月はばたばたしていて、
「KILLER☆KILLER GIRLS!」10話目のあとがきを書いていませんでした。
書き忘れたままでも良いのですが、急に書きたくなったので書きます。
本編11話目が更新された今、10話目のあとがきを書くとこちゃこちゃしちゃいますが、
書きたいのだから仕方がありませんね。

以下、あとがきです。





「KILLER☆KILLER GIRLS!」10話目あとがき


10話目を読んで頂いた方は有り難うございます!
11話目も読んで頂けたでしょうか? もうすっかり10話目の内容は忘れてしまいましたか?
10話目はヤガーが懲罰房で大変な目に合う話でした。

実はこの懲罰房のシーンをイメージして、
現在の「KILLER☆KILLER GIRLS!」のプロットを書きました。

2話目辺りのあとがきでも書きましたが、僕自身は、
殺人犯が美しく描かれる事をあまり良く思わない質です。
しかしこの漫画ではストーリーの都合上、
ずっと囚人は「看守に虐げられて可哀想な存在」として描かれてしまっているわけで、
実際、今回、看守長の行った懲罰だって許される事ではありません。
それでも、看守長が絶対悪に映らないようにしたいと思いました。

映画「告発」の冒頭、
アルカトラズ刑務所の副所長であるゲイリー・オールドマンが、
脱獄に失敗したケヴィン・ベーコンに向かって云った台詞が記憶に残っています。
「お前が脱獄すると、私は職を失う。私の家族を路頭に迷わせるつもりか!
 私は職務に忠実なだけだ。これ以上、罪を犯さず法に従って生きて行く事を教えてやる」
まんまこの通りに云ったわけではありませんが、大体、このような台詞がありました。
上記のゲイリー・オールドマンの台詞には、
「全くその通りだ!」と思わずにはいられません。
勿論、この後、行われる酷い仕打ちを鑑みるに、彼が正しい人間だとは云い難いでしょう。
では、ではですよ、
ケヴィン・ベーコン側が正しい人間かと云うと、決してそんな事はないと思うのです。
彼は確かに不当な扱いを受けて同情すべき人間ではあるけれども、
手放しに同情だけすれば良いのでしょうか?
あの映画は、悪人を虐げた悪人を裁く映画であると思います。

……と云う感じが少しでも出ればなあ、と思いました。
僕は看守長も好きです。ゲイリー・オールドマンのファンと云う事は別にして。

(ちなみに、ケヴィン・ベーコン演じたヘンリー・ヤングですが、
 実際は強盗やら殺人やらで、それはそれは悪い人だったそうです。
 更に、懲罰房に幽閉された日数も、数ヶ月程だったとか)
PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新コメント

プロフィール

HN:
安田剛助
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最古記事

(07/14)
(07/18)
(07/19)
(07/20)
(07/21)

P R