最近は海外ドラマ「クリミナル・マインド」を見ています。
「クリミナル・マインド」とは文字通り、
クリミナルのマインドを分析するプロファイラー集団と、
異常犯罪者との戦いを描いた犯罪サスペンスドラマです。
「クリミナル・マインド」に登場する異常犯罪者は、
神格化されて描かれず、多くの場合、愚かでみすぼらしく気持ちが悪い、
そうでなくとも可哀想な存在として描かれる所が気に入っています。
決して、
ミステリアスで格好良い存在、反権力を象徴するワイルドな存在、
または理解の及ばないモンスターとして描かれません。
実際の異常犯罪者をモデルにしている事が多いからでしょうか、
これは素敵な事です。
少なくとも、
チャールズ・マンソンやボニーとクライドを美化するようなドラマであれば、
シーズン10まで続かなかったでしょう。
とは云いつつ、次に拙作に目を向けてみた時、
異常犯罪者の愚かしい部分を上手く描けているのかと云えば、
全くそんな事はなくて、これは良くない事だなあと思っています。
可愛い女の子にしてしまう始末です。
これはいけません。いけないと思い続けて、もう一年です。
これからも宜しくお願いします。