最近、「スタンド・バイ・ミー」と云う映画を見ました。
結構、マイナーな映画なので皆さんご存じないかと思いますが、
話に聞いた轢死体を見付ける為、四人の少年が一夏の冒険に出ると云う内容です。
線路の上を歩く少年達の姿はとても印象的でした。
とても面白かったので、もっとメジャーになってもいいのにと思いました。
何で今更「スタンド・バイ・ミー」を、と思われるかもしれませんが、
映画ファンなら見ていて当たり前と云われるような映画を、
ことごとく見ずにここまで生きて来ました。
のうのうと生きて来ました。
別に映画ファンを名乗った覚えはありませんが、
これではいけないと思い立つ事が稀にあって、「スタンド・バイ・ミー」はその一つです。
他にも、一昨年くらいにようやく「スター・ウォーズ」を、
昨年には「ニュー・シネマ・パラダイス」を見たばかりです。
勿論、「ロッキー」や「アルマゲドン」なんかは見ていません。
どう云う映画を見て来たのかと云うと、「セブン」や「SAW」みたいな奴です。
この底の浅い感じ、わかるでしょうか。
作品自体は大変、良い作品に間違いはありませんが、
超メジャー作を見ない癖、知る人ぞ知る名作を知るわけでもなく、
ただただ「そこそこメジャーで皆が面白いと云ってる奴」を好んで見るのです。
狭く浅く、です。
この傾向はどのジャンルにも云える事で、
漫画もアニメも小説も、全部こんな感じなものですから、
これでは良くないなあと云う思いも当然あり、
僕は近く「時計仕掛けのオレンジ」を見る事でしょう。
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